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​膝の痛みについて

膝の痛みで来院される方が多いのですが、膝そのものが原因の痛みはほぼありません。

事故やスポーツで膝付近を打撲、骨折した等を除いて、根本原因は両足にかかる重心のバランスが左右で違っている為に、片方に長時間の負担がかかり、足首、膝、股関節、腰と順番におかしくなっていきます。

肩こりについて、でもお話したように、前腕の問題と同じように、膝から下にも2本の骨があります。すねの骨(脛骨けいこつ)と小指側の(腓骨ひこつ)です。

重心バランスが、おかしくなり負担がかかってくると、脛骨腓骨間が開いてきます。さらに小指側の腓骨が下がってきます。

特に軸足(ボールを蹴る方が利き足、支える方が軸足)に問題が起こりやすい。特に左足を軸足にしている人が多い為、左足がおかしくなって、負担を補おうとして右もおかしくなってくる。

膝の問題はさらに先の足首の細かい関節を整え、腓骨脛骨間を締めて、さらに腓骨を上げてあげるだけでもマシになる人がいます。

いくらサプリメントを飲んでも、ヒアルロン酸や痛み止めを打っても、関節の負担は軽減しません。

​自らバランスのとれる体にしていきましょう。

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